雇用保険料率引き上げ

雇用保険といえば一番有名なのが求職者給付だと思います。

他にも育児休業や雇用調整助成金は雇用保険料を財源としています。

その雇用保険料率が今年度から上がります。

雇用調整助成金でばら撒き過ぎたのか、求職者給付が多かったのかは知りませんが、財源が少なくってきたのでしょう。

雇用保険料率引き上げは13年ぶりです。

4月と10月に変更され2段階で施行されます。

それぞれ確認してきます。

令和4年4月~令和4年9月の変更

厚生労働省HP 引用

令和4年度上期では前年度と比べて雇用保険二事業率が0.5ポイントアップしています。

なので、事業主負担分が0.5ポイント増えますが、労働者負担分は前年度と変わりません。

令和4年10月~令和5年3月

厚生労働省HP 引用

前年度と比べて全体的にアップしています。

労働者負担分は前年度と比べて2ポイントアップしており、大幅アップとなります。

まとめ

年度の途中で雇用保険料率が上がっているため、概算保険料は4月~9月で計算したもと10月~3月で計算したものを合算しないといけません。

なので、少し面倒なことになっています。

労働保険年度更新の際は是非気を付けてください。

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