最低賃金の確認方法
賃金が最低銀を下回っていなけないということを知っている方は多いと思います。
特にアルバイトやパートをされる方は最低賃金に近い時給で働いていると思います。
時給の場合の最低賃金を下回っているかどうかは分かりやすいです。
しかし、月給の場合はどうでしょうか?
多くの方は月給で働いてますが、あまり知らないと思います。
月給制の最低賃金
月給制の場合は『月給を月平均所定労働時間で除したもの』と最低賃金を比べます。
ここでいう月給とは毎月支払われる基本的な賃金を指します。
なので、通勤手当、家族手当、皆勤手当、賞与、残業手当等は除いたものになります。
月平均所定労働時間は年間所定労働時間数を12で除したものです。
年間所定労働時間数は年間労働日数と所定労働時間の積になります。
例えば、月給30万円で月平均所定労働時間が160時間だと・・・
300,000/160=1,875円となります。
まとめ
都道府県によって最低賃金は異なります。
最低賃金は毎年見直され上昇傾向あるので、毎年チェックする必要があります。
例えば、1月の労働日が20日で1日の所定労働時間が8時間の事業所の月平均所定労働時間は160時間になります。
月給を16万円とすると・・・
160,000/160=1,000円 となります。
都道府県別の最低賃金と1,000円を比べなければなりません。
月給を15万円とすると・・・
150,000/160=937.5円 となります。
この金額だともしかしたら都道府県別の最低賃金を割っているかもしれません。
最低賃金は毎年10月に変わるので、注視していきましょう。