労働基準法の適用除外

労働基準法は労働者を守ってくれる法律です。

しかし、全ての労働者に対して適用されるわけではありません。

  • 船員法に定める船員
  • 同居の親族
  • 家事使用人

これらの労働者が労働基準法適用除外となっています。

船員法に定める船員

船員は船の上で労働を行っており、労働環境が特殊です。

そのため、労働基準法がなじまないという理由で適用除外とされています。

同居の親族

同居の親族のみで事業で営んでいる場合、仕事と私生活の境界が曖昧です。

そのため、揉め事が起こったとしても仕事起因か私生活起因かが分かりにくいです。

なので、適用除外とされています。

しかし、他の労働者がいてその者と同様に扱うと労働基準法が適用されます。

家事使用人

事業主の家族が家事に従事している場合は労働基準法適用除外となります。

家事代行サービスを使用した家事使用人は労働基準法適用となります。

まとめ

他にも労働基準法が一部除外されたり、一部の公務員には適用されません。

しかし、一般の労働者には適用されます。

労働基準法は働く上で、知っておいた方が良いことがたくさん書かれています。

今一度勉強してみて下さい。

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