判例紹介
【判例紹介】配転命令権の濫用
大きな企業に勤めていたら必ずと言ってもいいほどある配転命令。 通常、就業規則には配転命令に従わなければ懲戒処分と定められています。 しかし、配転命令も労働者に著しい不利益をもたらす場合は無効となることがあります。 判例を […]
【判例紹介】事業譲渡に併う整理解雇の有効性
経営破綻したA学校法人が新設のB学校法人に引継ぎ際に全職員を解雇して、必要な人物だけB学校法人で採用しました。 解雇された方が雇用関係は承継されているとして、解雇無効を主張した判例です。 重要ポイント 裁判ではこの引継ぎ […]
【判例紹介】中途採管理職の賃金減額降格処分
中途採用で管理職として採用される際には相応の業務遂行能力が必要です。 ほとんどの就業規則には業務遂行能力が欠ける場合には、解雇ができる旨を記載しています。 本判例ではこの業務遂行能力が欠けるとして、減額・降格・解雇を行っ […]
【判例紹介】問題社員の解雇が有効となったケース
問題社員と言えど懲戒解雇するにはハードルが高いです。 解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして、無効とする。 労働契約法 第16条 このように、社会通念上 […]
【判例紹介】フリーシフト勤務体系の有給休暇
フリーシフト制という言葉を聞いたことはあるでしょうか? 『具体的に合意した日のみ就労義務を負う契約』になります。 アルバイトやパートみたいですね。 この雇用形態で有給休暇が発生するかどうかが争われました。 期間の定めのな […]
【判例紹介】36協定の労働者代表が適切性を欠いたとき
36協定の労働者代表の選出が適切性を欠いたため36協定が無効とされたケースです。 36協定を結ばないと残業はできまん。 この判例では事業所が残業を労働者に命じたところ、労働者に拒否されたので懲戒事由に当たるとして解雇しま […]
【判例紹介】小集団活動が労災と認められるケース
労災(労働者災害補償保険法)を受けるためには要件があります。 業務起因性 業務遂行性 この2つの要件が必要になります。 小集団活動の代表的なものにQCサークルがあります QCサークルは自主的に品質向上のために活動するもの […]
【判例紹介】飲酒運転で懲戒解雇
20~30年前は飲酒運転は割とあったと聞きます。 しかし、昨今飲酒運転に対する風当たりはきついです。 それもそのはず、最悪人を殺めてしまるかもしれません 飲酒運転は就業時間外にされることが多いです。 しかし、就業時間外で […]