行政書士試験合格体験記
私は令和3年度の行政書士試験に合格しました。
令和2年度にも受験をしたので、2回目の挑戦でした。
各年度の勉強方法について記します。
今後の行政書士受験生の参考になればいいと思います。
令和2年度の行政書士試験
勉強を開始したのは2020年8月ぐらいからでした。
本試験が11月なので学習期間は約3か月です。
勉強を始めたきっかけは開業社労士をやろう思っていた(当時は開業する前)ので、社労士と相性の良い資格と言われているし、とりあえず取得しておこうと思ったからです。
当時は社労士の事務指定講習の面接を受けている真っ只中で、
事務指定講習費用+登録費用+年会費=約40万円
と相当なお金をかかるので、行政書士試験は独学で受けることにしました。
行政書士の独学で調べていると行政書士独学応援の佐藤先生のyoutubeに行き着きました。
佐藤先生はyoutubeの説明が分かりやすく、また合格革命『肢別過去問』で合格できると説明されていたので、お金をかけられない私はすぐに飛びつき肢別過去問での勉強を開始しました。
当然、教科書は必要になってくるので、TACのみんなが欲しかった行政書士の教科書も購入しました。
合格革命の教科書を買わなかった理由はなんとなく、みんなが欲しかったの方が見やすいと思ったからです。
勉強に使ったテキストと問題集は以上になります。(肢別は2020年度のものを使用しています。)
勉強方法は、隙間時間に佐藤先生のyoutubeの動画を見ることとひとすら肢別過去問を解き続けるというもので、1週間で1周はさせていました。
最初のうちはかなり辛かったですが、徐々に慣れてきたり、知っている問題は飛ばしたりすることで、10月後半ぐらいからは1週間で2~3週させていてました。
模試はLECのファイナル模試のみを受けました。
理由はこの模試以外受験料が高かったからです。(ファイナル模試は1000円)
模試は108点と惨敗しました。そのうち記述が0点でした。
記述0点はまずいと思い、記述勉強のために合格革命の記述問題集を買いました。
11月に入り過去問の本試験をやってみようと思い、合格道場で過去問4~5年分解きました(法令科目の5肢択一のみ)
結果はおおよそ 32/40 に落ち着いたので、本試験でも大丈夫だと自信がつきました。
そして本試験の結果・・・
惨敗でした。
本試験では見たことのない問題が多く、本試験中に心を折られました。
肢別過去問を約20周させ、論点も理解していたつもりでしが、全然ダメでした。
勉強時間は平日・休日ともに3時間ぐらいだったので、300時間ぐらいでした。
せっかく、勉強をしたので次年度も受けようと思いました。
令和3年度の行政書士試験
令和3年度の行政書士試験に向けては7月から勉強を始めました。
学習期間は約4ヵ月です。
前年度と同様お金をかけてられないので、合格革命の『肢別過去問』だけ新しく買い直しました。
他は前年と同じものを使用しました。
勉強方法も前年と同じように肢別過去問を1週間で1周回し続けました。
模試も前年と同じくLECのファイナル模試を受けました。
点数は134点、記述が0点でしたが、前回の本試験みたいに心を折られることがなかったので、本試験でも戦えると確信しました。
この調子で本試験を迎えました。
その結果・・・
合格することができました。
5肢択一内訳は
基礎法学 | 1/2 |
憲法 | 4/5 |
行政法 | 16/19 |
民法 | 5/9 |
商法 | 3/5 |
勉強時間は平日・休日ともに1日3時間ほどなので、400時間ほどです。
前年と合わせて700時間ほどかかりました。
まとめ
私が使用した教材は
- 佐藤先生のyoutube
- 合格革命肢別過去問題集
- みんなが欲しかった行政書士の教科書
- LECのファイナル模試
以上になります。
勉強方法は至ってシンプルで肢別問題集をひたすら解き続けました。
2年で50周は回したと思います。
結局テキストはたまに見る程度で、六法はほぼ見ませんでした。
一般知識は肢別過去問の情報通信のみで、特に対策はしませんでした。
勉強時間も通算で700時間ほどです。
1つの問題集を究めることが大事です。
行政書士試験は独学でも受かることができます。
行政書士受験生は勉強中様々な迷いが生じると思いますが、自分を信じて頑張ってください。