就業規則の表彰規程
就業規則には懲戒と並んで表彰もセットで規程されていることが多いです。
懲戒はきちんと定めておかないと事由によっては懲戒ができないので、定めておくことが必須となります。
しかし、表彰は懲戒があるから定められているケースが多いです。
なので形骸化し、実際には運用されていないケースもあります。
そんな数少なく運用されている表彰規程を紹介したいと思います。
業績表彰
業務上有益な開発や改良、個人目標の達成、会社に貢献度が高いと判断されたものを毎年所属長の推薦により役員会で決定する。
こういった業績表彰を行っている会社多いですが、就業規則に規定として載せている会社は少ないように感じます。
功労表彰
防災、衛生、事故防止等の貢献度が高いものを毎年所属長の推薦により役員会で決定する。
功労表彰としてはこう言った規程になると思います。
業績表彰よりも功労表彰を定めている会社は少ないです。
業績表彰と功労表彰を合わせた形で表彰されている会社もあります。
永年勤続表彰
10年間、20年間、30年間継続勤務したもの。
10年間でビジネスグッズ、20年間で旅行といった感じで決められることがあります。
こちらも永年勤続表彰を行っているが、就業規則に載せていないという会社はあります。
まとめ
就業規則上で表彰制度がしっかり整備され実際にそれに則り表彰を行っている中小企業は少ないです。
社員のやる気や組織活性化のためにも表彰制度を整備されることをお勧めします。